造作建具の塗装
骨董・アンティークを含む、家具の修理や補修、化粧直しをメインとしている
「愛着工房いしかわ」ですが、
建具屋さんなどからの塗装依頼も重要な仕事です。
僕はもともと塗りからこの世界に入りましたので、塗装は一番の得意です。
さて、最近はどういうわけか濃い色の塗装依頼が多いです。
昔から、景気がよくなると、濃い色の内装が増える、と言われてますが、
どうなんでしょう?
実感は、、、、ありませんが。
新品造作建具を濃い色にする場合、へたすると木目が完全に消えてしまいます。
木の素地への染色やカラーリングを間違えると、
既製品ではないせっかくの造作建具が台無しですね。
色はその都度、自分で調合します。もちろん、お客様のオーダーにあわせて。
今回は、もともとあまり木目のない木ですが、
実際に現物を近くで見れば、木目が見えるように仕上げています。
この作業の後、もう一度クリアな塗料を塗装して仕上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=Oa1Du2vxMaU
造作建具の塗装・肝となるカラーリングとは? - YouTube